上々颱風 ALBUM

1. 上々颱風のテーマ
　　　 - 紅龍
2. 流れのままに
　　　 - 紅龍
3. 海の道
　　　 - 紅龍（補作詞：佐原一哉）
4. 仏の顔もIt's All Right
　　　 - 紅龍
5. 踊りゃんせ
　　　 - 紅龍
6. 舟を出そうよ
　　　 - 紅龍/安田尚哉
7. しぶ茶でCha Cha Cha
　　　 - 紅龍
8. 春風は河を渡る
　　　 - 紅龍
9. ハイ・ハイ・ハイ
　　　 - 紅龍
10. エンド・テーマ
　　　 - 紅龍

　　・Produced by 上々颱風

　　・上々颱風;
　　　　　　西川郷子：ヴォーカル、鳴り物
　　　　　　白崎映美：ヴォーカル、鳴り物
　　　　　　紅龍：三弦、ヴォーカル
　　　　　　猪野陽子：キーボード
　　　　　　安田尚哉：ベース
　　　　　　渡野辺マント：ドラムス、語り、ヴォーカル
　　　　　　後藤まさる：パーカッション、トーキング・ドラムス、ヴォーカル
　　　　　　
　　　　　　

● 　１９９０年に発売された上々颱風のファーストアルバム。
発売当時話題になったこのアルバムをはじめて聴いたときは、ちょっとかたすかしを食らったような感じがしました。 しかし、何度か聴いているうちに、日本民謡、歌謡曲、河内音頭、江州音頭、浪曲、沖縄民謡、ハワイアン、アジアの音楽、ブリティシュトラッド、その他どこの音楽だかよくわからない音を組み合せと、江龍のユニーク、楽しい、&聴かせる歌詞で”ちっちゃいことちっちゃいこと気にしない”で音楽作りをするこのバンドのすごさにひかれていきました。

で、このアルバムをきいてから、私の音楽的嗜好は、一気になんでもありにひろがったのです。

このアルバムで私の特にお気に入りは、「仏の顔もIT'S ALL RIGHT」（歌詞が楽しい、桜井唯丸さんとのかけあいがまた良い）、「踊りゃんせ」（”手拍子しゃんしゃん”の”しゃんしゃん”というところがとっても良い）、「舟を出そうよ」（イギリス民謡＋沖縄民洋風）、「しぶ茶でＣＨＡ　ＣＨＡ　ＣＨＡ」（曲後半のドライブ感は最高）、「春風は河を渡る」（アジアっぽい感じをただよわせながらしっとりと聴かせてくれる）、「ハイハイハイ」です。

このアルバムを気に入ったなら今日からあなたも”こわいものなし”のおすすめアルバムです。

1998/06/28