○ 1999.08.01 HMV数寄屋橋店 (GINZA TOKYO)
"『童唄』発売記念インストアライブ"
・演奏開始 16時06分頃 演奏終了 16時38分頃(途中ビデオ放映あり)
・Member
平安隆 − ギター、三線
・演奏曲目
- ちんぬくじゅうしい(?)
- 赤田首里殿内(?)〜大村御殿(?)〜べーべーぬ草かいが
- てぃんさぐぬ花(?)
レコーディング風景とライブの模様を収めたヴィデオ映像放映
- 安里屋ユンタ
- 満月の夕
- 曲目不明
*曲目紹介がなく、アルバムは当日買ったため、演奏曲目について(?)ばかりで申し訳ありません。
● HMVに着いたのは、スタート予定の20分前くらい。ステージ横では平安さんとリスペクトの高橋さんがライブの調整・準備中。で、店内には、『童唄』からの曲が流れていました。
15分くらい前に平安さんがステージへ。マイクの調整で「なりやまあやぐ」をさわりだけ、ちょっと聴くことが出来ました。その歌声を聴いた人達が、スタートかと集まりましたが、「4時くらいからはじめますのでその辺で遊んでて下さい」と平安さんのメッセージ。
4時をややまわったところで司会の女性が登場。簡単な紹介をした後、「さあ平安さんの登場です」といったのですが、その声が聞こえていないかのように、平安さんはCD棚などを眺めていて、こちらを向きながら「お、出番かな?」という感じでステージへ。
最初は、ギター一本で、アルバムからの曲を数曲。2曲目はメドレーで、シンプルながら切れのいい唄と演奏です。
3曲目が始まってまもなく、「ちょっとごめんなさい」と演奏を途中で止め、平安さんは後ろを向いてしまいました。ハンカチで目頭を押えておるようです。「みんなのきれいな目を見ていたら自分が小さい人間に見えて...ちょっと...助けてよ...」と平安さん。会場の女性が、「安里屋ユンタなら唄えるよ」ということで、平安さんのギターをバックに観客が安里屋ユンタを唄いました。
そのあと、『童唄』のレコーディング風景とライブ風景のビデオが紹介された後、「もう大丈夫」と再び平安さん登場。三線に楽器を持ち替えた平安さんは、マイクをオフにしてもらって、フロアに降り、映画『豚の報い』にも使われた「満月の夕」を聴かせてくれました。そして、「みんなもうちょっと前、来てよ。寂しがりや何だから」といいながらもう一曲唄ってくれました。
ほんと、今日は、インストアライブ?というくらいアットホームなライブでした。
最期はサイン会になり、今日買った『童唄』にサインをして貰いました。サインして貰ったあと、手を差し出したら、平安さん、しっかり握手をしてくれました。その手は、大きくて、とても暖かかったです。
1999/08/08