SANDII ALBUM

(1990.12 TOSHIBA EMI TOCT-5923)

　　
1. Mercy
　　　 - D.Lee
2. Sakura
　　　 - Trad.　D.Lee
3. Ikan Kekek
　　　 - Trad.　Sandii,Gustaf H.
4. Sukiyaki
　　　 - R.Ei,H.Nakamura
5. Don't Keep Giving
　　　 - D.Lee
6. Suriram
　　　 - Trad.　Sandii,Gustaf H.
7. Hello
　　　 - Sandii,Kubota,Noerdin,Asmin
8. Te Cherir a Jamais
　　　 - Sandii,K.Sedlacek,K.Inoue
9. Water 4 A Barren Heart
　　　 - C.Mosdell,H.Hosono
10. Ringo Oiwakeリンゴ追分〜Antagata Dokosa〜 Zui Zui Zuccolobashi
　　　 - F.Ozawa,M.Yoneyama 〜Trad.〜Trad.
11. Le Collinne Sono In Fiore
　　　 - R.Angiolini,M.Rapelti

・Prodeced by Makoto Kubota
　1,2,5,10 Co.Produced By Dick Lee

●　ヴォーカルのサンディー、プロデューサーの久保田麻琴さん、共同プロデュースのDick Leeが作り上げた９０年代はじめの傑作アルバム。
サンディーのうたのうまさ＆伸びやかさ、久保田さん、Ｄickの音づくりのセンスの良さが光ります。

どの曲も、なかなかの出来ですが、特に日本の曲を３曲組み合わせた「Ringo Oiwakeリンゴ追分〜Antagata Dokosa〜 Zui Zui Zuccolobashi」は、ここのところ、このアルバムで一番のお気に入りです。アレンジ、バック・コーラスの使い方、サンディーのヴォーカル、男性陣および子供たちのうた、いずれも、文句なし、の出来だとおもいます。
それに続く「Le Collinne Sono In Fiore」は、前の曲とはうってかわってサンディーのボーカルのみの１分足らずの曲ですが、サンディーの息づかいが聞こえるこの曲、胸が熱くなってしまって、もう、まいった、の１曲です。

この他で特にお気に入り（最近の）は、「Mercy」（名曲！私はDick Lee に弱いのです）、「Sakura」（Dickの功績大きい）、「Ikan Kekek」、「Suriram」（ポップ！）、「Te Cherir a Jamais」（いうことなし）、「Water 4 A Barren Heart」（ちょっと幻想的な雰囲気がたまらない）です。

サンディーをまだ聴いたことがない、という人には、超おすすめの１枚ですが、こんなすばらしいアルバムが、現在では中古盤でしか手に入らない、というのは、いったいどういうことでしょうか。

1998/05/14