○ 我那覇 美奈
・MEMBER
我那覇美奈（ボーカル、ギター）
・演奏曲目
・ふたつのあした
・ノスタルジア
・I FEEL THE EARTH MOVE
・ひとつだけ
・スーパースター
・曲目不明
（新曲−ハシケンさんとデュエット）
○ タテヤマユキ（fromマルカート）○ ハシケン
・MEMBER
タテヤマユキ
（ボーカル、アコーディオン）
・演奏曲目
・曲目不明
・いつもあなたと２人
・曲目不明
・遊園地日和
・うちのこ
・新しい私
・世渡りの勧め（ハシケンさんと）
・月の丘
・MEMBER
ハシケン（ボーカル、ギター、
ハーモニカ、三線）
・演奏曲目
・気楽にラフにクール
・窒息金魚
・星と巡る日（タテヤマユキさんと）
・グランドライフ
・テーゲー
・感謝
・エロ
・ワイド節
・無題（新曲−
我那覇美奈さん、タテヤマユキさんと）
・ぴちゃぴちゃ
（我那覇美奈さん、タテヤマユキさんと）
●４月に吉祥寺スターパインズカフェで第１回が行われたハシケンさん企画『POWER OF SONGS』の第２弾が、我那覇美奈さん、タテヤマユキさんを迎えて、下北沢ラ・カーニャで行われました。
８０名限定のライブは既に２日前にソールドアウト。会場いっぱいのお客さんが開演を待ちます。ステージ右手にピアノ、ステージには２本のマイクスタンドが。
定刻よりやや遅れて「みなさん、お待ちどうさま、こんばんは」とハシケンさん登場（白いシャツ）。そしてステージ左側奥に設けられた客席（「アリーナ席」とハシケンさんは呼んでいます）にもご挨拶。トップバッターの我那覇美奈さんを紹介します。
客席後方から我那覇さん登場。シャツとジーパンというラフな感じの我那覇さん。”アリーナで練習みたい”といいながらギターのチューニング。その間、ハシケンさんが、「この前のイベントではしゃべりすぎて自分の出番の前に使い果たしてしまった」といって会場をリラックスさせてくれます。
準備完了の我那覇美奈さんの１曲目は、「ふたつのあした」。ギターの弾き語り。バラードです。はじめて聴く我那覇さん、ちょっとハスキーな感じながらよくのびる声、良いですねえ。
２曲目は、奄美のイベントでデビューの時に歌ったうたで、夏が来ると思い出すという「ノスタルジア」。サイモンとガーファンクルの「スカボロフェア」を連想させる（曲が似ているということではなくなんとなくそう感じたのですが）スローナンバーです。
２曲スローなナンバーを歌って、「いいですか？」とアリーナ席に確認する我那覇さん。もちろん大きく（いい、いい、とてもいいです、と）うなずくアリーナ席。
「やさしいのばかりではありませんよ」、と立ち上がっての３曲目はキャロル・キングのカバーでアップテンポの「I FEEL THE EARTH MOVE」。ギタを弾きながらのこの曲、ピアノとはまた違った感じで迫ってきます。歌い終わって、「立ってうたった方が良いですねえ」と我那覇さん。
４曲目はTVのテーマソング「ひとつだけ」。アップテンポのポップなナンバー。お客さんの手拍子も加わってとても良い感じです。我那覇さんが歌いおわると、お客さんから大きな拍手。我那覇さんも手応えあり、の満足そうな笑顔です。
５曲目は、最近アルバムから「スーパースター」。「私ってこういうのが一番なんだなあと思ったうた」だそうで、改めてアルバムでもう一度聴いてみたいと思うとてもいいうただと感じました。
我那覇さんのラストは、ハシケンさんがギターとボーカルで加わっての新曲。２人のデュエット、とてもいい雰囲気です。この曲、ぜひ、ハシケンさんとデュエットでレコーディングして欲しいなあ（ハシケンのニューアルバム『デュエット』なんていうのもいいなあ）。ハシケンさんとのデュエットを終えての我那覇さんの満足そうな表情が印象的でした。
しばし休憩のあとハシケンさんがステージにのぼり、タテヤマユキさんを紹介します。
客席、真ん中へんで待機していたタテヤマユキさんステージへ。
アコーディオンソロ（遊園地を思いださせる様な）から始まった１曲目（さあ、これから私の時間よ〜♪）を聴いていると、なんかうきうきしてきました。
「美奈ちゃんは、立って演ったほうがっていってましたけど、１０キロ持っては立てないので暖かく見守ってください」といったあと始まった２曲目は「いつもあなたと二人」。懐かしさを感じるうた声です。
ちょっと小川美潮さんっぽいところも感じさせる３曲目に続いては、唯一のれるうたという「遊園地日和」。客席も手拍子。終わって「いつもよりまわしてみました。ありがとう」とタテヤマさん。
５曲目の「うちのこ」はインストルメンタル。牧歌調、懐かしい調べです。そして６曲目、変身願望をうたった「新しい私」は不思議なリズムが印象的でした。
続いてハシケンさんがギターで参加しての「世渡りのすすめ」。そして、ラストナンバー、おやすみなさいのうた「月の丘」が終わると、会場から大きな拍手。うきうきする、そして、とても、ほのぼのしたタテマヤユキさんのステージでした。
再び、しばしの休憩の後、ハシケンさんの登場です！！
まず、ハーモニカを口にくわえ、調子をあわせる。そしてギターを持って、メモ広げ。それを静かに見つめるお客さん。
そして「お待ちどうさまでした、ハシケンです」という挨拶の後始まった１曲目は「気楽にラフにクール」。ギターにハーモニカ、足でリズムをとりながら歌うハシケンさん。ミディアムテンポで歌われるフォーク・ブルース！！間奏が、また、かっこいい。ほんとかっこいい。
ピアノに座っての２曲目は、「窒息金魚」。流れるようなハシケンさんのピアノから始まったこの曲、ハシケンさんののびやかなボーカルがとても印象的な１曲。目を閉じて聴き入ってしまいました。
続いての３曲目はタテヤマユキさんを迎えての「星と巡る日」。太い低音のアコーディオンの調べにボサノバ風に入っていくハシケンさんのボーカル。響き渡るハシケンさんの歌声。聴き入っているお客さん。とてもとてもいいです。
４曲目は再びハシケンさんひとり、座ってギター１本で「グランドライフ」。ひびきわたるうたごえ。目を閉じて聴き入る人少なくありません。終わると大きな拍手が。
そして５曲目は「テーゲー」。コールアンドレスポンス、バッチリ。立ち上がって、ハイ〜、アリーナ席に、ハイ〜！ウクレレも軽やか。すがすがしい１曲でした。
６曲目は「感謝」。素朴でいいうただなあ。いつ聴いてもじ〜んとしてしまいます。
７曲目「エロ」に続いては、「ワイド節」。会場のお客さんも勢いがついてきてます。で、ちょっと早くないですか？、とペースを戻すハシケンさん。で、ちょっとペースを押さえ気味にして再開。でも、やっぱりお客さんのペースはやっぱ早くなっていきました。わかるなあ。
ここで、我那覇さんとタテヤマさん登場。我那覇さんのギター、ハシケンさんのウクレレ、タテヤマさんのアコーディオンで、今日のために用意された新曲、素朴なウクレレとアコーディオンから始まりました。”真夜中のレールの上を歩いて．．．うちまで帰ろう．．．星を抱いて♪””途切れることなくレールは続く〜♪”いいうたです。
そしてラストは、我那覇さん、タテヤマさんも加わっての「ぴちゃぴちゃ」。手拍子しながら、”雨が降ってきたよ、かえりみち〜♪”みんなで歌いました。
アンコールありませんでしたが、ウタノチカラ、たっぷり感じさせてくれたライブでした。
さて、Vol.3は、どんなメンバーで、ウタノチカラ、感じさせてくれるのか、楽しみです。
2002/05/27
（2002/05/28〜06/02、06/22コメント追加）